伝統をもつ究極のナチュラル・エコうちわが、高知で作られていると知りました。
http://www.kochinews.co.jp/0607/060704headline06.htm
(以下引用)::::::::::::::::::::::::::::::::::::
蚕操り「まゆうちわ」作り 四万十市川登
四万十市川登で、蚕を使った軽くて丈夫な「まゆうちわ」作りがこのほど行われた。蚕が糸を吐き尽くす3日間ほどの“短期集中”の手作業で、約100本が生産された。
絹製のうちわは、戦前から養蚕が盛んだった同市の大川筋地区で生産されていた。住民の高齢化が進んで途絶えそうになる中、平成10年から地元で屋形船の船頭を務める高屋健一さん(57)=同市高瀬=が引き継いだ。
作業は、卵からかえったばかりの蚕を愛媛県から購入し、糸を力強く吐く体長6センチ前後まで育ててから取り掛かる。今年は約7500匹の蚕を取り寄せた。
まずうちわの骨組みを台に置き、その上を多くの蚕にはわせて両面に薄く糸を張らせる。次に、うちわの形を整えて特製の台に立て、1本につき10匹ほどをはわせる。蚕は下から上に進む習性があるため、糸を張りたい部分を上にするようにして仕上げていく。手伝いに来ていた地元住民らは「ここがちょっと薄い」などと、手際よくうちわを回しながら蚕を操っていた。
「作業は全部蚕任せ。人間がなんぼ頑張ってもいかん」と高屋さん。和紙とは違った絹独特の光沢に、県外からも引き合いがあるという。
「まゆうちわ」は同市田出ノ川の四万十カヌーとキャンプの里「かわらっこ」(0880・31・8400)で販売している(1本1200円)。
→下から上に進みながら懸命に糸を張る蚕
専用の台にうちわを立てて蚕をはわせる(写真はいずれも四万十市川登)
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「人間がなんぼがんばってもいかん」という言葉が、深いですね。
これを読んで、思い出したことがあります。
茶葉を化香蛾の幼虫に食べさせた糞を煎じて飲む「虫糞茶」は昔の中国湖南・桂林・貴州では贈答品として珍重されてきたそうです。
これにだってちゃんと理由と歴史があります。
この虫糞茶、すでに「本草綱目」にも記述があるそうで、なぜ湖南で盛んなのかというのにも歴史があるそうです。
清時代、湖南省の農民が一揆をおこして、朝廷に山奥に追いつめられて兵糧攻めにあったとさ。山菜まで食い尽くした農民は野生の茶葉を食べようとしたが、その茶葉まで害虫に食い尽くされてしまった!残ったのはその虫さん達の糞だけだったとさ。
で、血迷った(爆)農民のうちのひとりが、これを煎じて飲んでみると案外うまかった。栄養価も高く香りも独特で、それいらい湖南の名物となったとさ。
日本のまゆかいこに、いかなるいわれがあるのかは寡聞にて存じませんが、なんだかこの虫糞茶に通ずるものを感じます。
ふつふつと、「・・・やってみたい・・・」という願望が、わき上がってきました。
まゆかいこづくり体験合宿って、ないのかなあ。
だいたい、蚕の幼虫って、どこで手にいれるのかなあ。
またアホなことを、と、家族からあきれられることは必死でしょうね。
以上本日の究極エコロジカル伝統うちわについてでした。
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